はじめに
難治性不整脈の認定基準は、検査結果や状態などが組み合わさっています。 ここでは各等級ごとにわかり易く解説します。 ご自身の状況と見比べながら、等級に該当しないかチェックしてみてください。 |
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難治性不整脈の種類
不整脈と言っても種類はさまざまです。
■頻脈性の不整脈 | 発作性心房細動、持続性心房細動、長期持続性心房細動、心房粗動、八嗄声上室性頻脈、房室結節リエントリー性頻脈、房室回帰性頻脈、心房頻脈、心室頻脈、心室細動(細動)、WPW症候群 |
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■徐脈性の不整脈 | 洞不全症候群、房室ブロック |
■期外収縮 | 上室性期外収縮、心房性期外収縮、心室性期外収縮 |
(※)上記に含まれていない不整脈も含みます。
【難治性不整脈の病気に関するリンク】
- 国立研究開発法人国立循環器病研究センター|[6] 怖い不整脈と怖くない不整脈
- 不整脈ドットコム|不整脈の種類
障害認定基準の見方
障害年金の等級は、「3級→2級→1級」の順番に症状が重くなっていきます。 等級に該当するか見るときは、「最も軽い3級に該当するか」をまずチェックしましょう。 |
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3級の認定基準【難治性不整脈】
3級も認定基準は2つあるので、それぞれ該当するものが無いか確認してください。 わかりやすいように「Aパターン・Bパターン」に分けて、ご説明します。いずれのパターンに該当してもOK! なお、Bパターンは、『検査の異常』+『臨床所見』+『状態』で判断され、いずれも基準を満たす必要があるため、しっかり確認してくださいね! |
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Aパターン
年子さん
下記の表、どちらに該当しても3級の可能性があるよ。
(画像をクリックして拡大)
Bパターン
年子さん
下記の表、すべてに☑がついたら、3級の可能性があるよ。
(画像クリックして拡大)
3級の【注意点】
3級は障害厚生(または共済など)年金にしか無い等級です。
上記に該当する方には、3級がありませんのでご注意ください。 |
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【障害等級に関するリンク】
「障害年金の種類」や「初診日に加入していた年金」について、詳しく知りたい方は下記をクリックしてご覧くださいね!
⇒障害年金の種類は1種類じゃない!
2級の認定基準【難治性不整脈】
つぎは2級の基準ですが、2級の認定基準は2つあります。 ここではわかりやすいように、『Aパターン・Bパターン』に分けて、ご説明します。 A・Bパターンどちらか一方でも当てはまれば、等級2級の可能性あり! それぞれ該当するものが無いか確認してくださいね! |
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Aパターン
年子さん
下記の表、すべてに☑がついたら、2級の可能性があるよ。
(画像をクリックして拡大)
Bパターン
年子さん
下記の表、すべてに☑がついたら、2級の可能性があるよ。
(画像クリックして拡大)
1級の認定基準【難治性不整脈】
さいごは、最も障害の程度が重いとされている「1級」のご紹介です。
年子さん
下記の表、すべてに☑がついたら、1級の可能性があるよ。
(画像をクリックして拡大)
難治性不整脈の障害年金に関するリンク
【障害年金の基礎に関するリンク】
- わくわく社会保険労務士法人|障害年金とは
【障害年金のサポート内容・料金等に関するリンク】
- わくわく社会保険労務士法人|障害年金の申請サポート
- わくわく社会保険労務士法人|サポート料金
【障害年金のデメリット?に関する不安を解決!】
- わくわく社会保険労務士法人|障害年金のデメリットとってあるの?
不安や疑問があれば、相談して解決!
以上が『難治性不整脈』の障害認定基準です。複雑なため、わかりにくい部分もあるかも知れません。
もし「自分が基準に当てはまるのかわからない」という方は、是非ご相談くださいね。