◎簡単◎心臓移植・人工心臓・CRTなどの障害認定基準

[記事公開日]2019/07/30

はじめに

指さし_小心不全が進むと、ときに手術を選択する必要が出てきます。

どのような手術を必要とするかは、症状・状態により、さまざまです。

今回は、重症の心不全の結果「手術をした後も障害年金を受給できる可能性がある」とお伝えするとともに、

どのような等級になるかのか” ”障害等級認定のための要件”を、わかり易くご紹介します。

 

4つの「重症心不全基準の対象」となる手術

先にも述べたように、重症の心不全に対する手術は、複数あります。

ここでは、「基準の対象となる手術」をご紹介しましょう。

下記のうち、ご自身に当てはまるものがないか、ご確認ください。

【1】心臓移植

『心臓移植』を行った場合、障害年金を受給できる可能性があります。

重症の心機能障害となる可能性がある病気としては、下記のようなものがあります。

心臓移植の必要となる病気の例

  1. 特発性心筋症
    1. 拡張型心筋症
    2. 拡張相肥大型心筋症
    3. 拘束型心筋症
  2. 虚血性心疾患(心筋梗塞)
  3. 心臓弁膜症
  4. 先天性心疾患(外科的に修復のできない場合)
  5. その他:心筋炎、サルコイドーシス、心臓腫瘍、薬剤性心筋障害など

日本移植学会|心臓のQ&A より

 

【2】人工心臓

『人工心臓』を装着した場合、障害年金を受給できる可能性があります。

重症の心機能障害に陥った場合、心臓移植とともに人工心臓という治療法を選択することもあります。

人工心臓の種類

  • 全置換型人工心臓(total artificial heart : TAH
  • 補助人工心臓(ventricular assist system : VAS)

国立循環器病研究センター|[42] ここまできた人工心臓 より

ちなみに、上記のどちらも障害年金の対象なので、安心してくださいね。

 

【3】CRT(心臓再同期医療機器)

『CRT』を装着すると、障害年金を受給できる可能性があります。

ペースメーカー治療の1つですが、特殊なペースメーカーである「CRT」を使用します。

別名、心臓再同期療法とも言われる治療法です。

CRTを植え込む部位

(1)胸部に植込む方法
(2)腹部に植込む方法

大阪医科大学 外科学講座 胸部外科学教室|CRTとは

 

【4】CRT-D(除細動器機能付き心臓再同期医療機器)

『CRT-D』を装着すると、障害年金を受給できる可能性があります。

「CRT-D」もペースメーカー治療の1つで、特殊なペースメーカーを使用します。

別名、「除細動器機能付き心臓再同期医療機器」・「両心室ペーシング機能付埋込型除細動器」とも言われます。

【参考】:倉敷中央病院 心臓病センター|ペースメーカー治療

 

手術の種類で等級が決まる

通常、障害年金の等級は、1級~3級までがあります。それぞれ「3級→2級→1級」の順番に症状が重くなっていきます。

(!)しかし今回のような「手術」の場合、現時点の症状や重症度に関わらず、等級が予め決まっています

じゃあ症状が重いときはどうしたらいいの?

別の基準に当てはまると等級がUPすることもあるのよ。
それなら安心!じゃあそれぞれの等級をみていこう!

 

各手術の障害等級(認定基準)

手術名 等級
心臓移植 1級
人工心臓
CRT(心臓再同期医療機器) 2級
CRT-D(除細動器機能付き心臓再同期医療機器)
各々注意するべきポイントがあるので、詳しく説明していきますね!

 

注意① 術後の経過で障害等級が変わる

「心臓移植」や「人工心臓」などを装着したあとは、術後の経過観察がとても重要です。

術後1~2年の間は上記の等級です。しかし、症状が安定すると障害等級の再認定が行われます。

 

注意② 障害年金を請求するタイミング

通常、障害年金を請求できるのは『初診日から1年6ヵ月後』です。

しかし、今回ご紹介した手術を実施した場合は、もっと早くから請求できる可能性があります。

これを障害年金の用語で『症状固定』と呼びます。

 

Q.「症状固定」とは?

症状固定とは、「症状が固定して、これ以上治療の効果が期待できない状態」のことです。
”現状を維持”するために必要なリハビリ・薬の服用するなどの治療は続けていてもOKですよ。

 

Q.「症状固定日」はいつ?

通常の診察だと医師が判断するケースがほとんどですが、障害年金では「〇〇日が症状固定」と予め決まりがあります。

これまでご紹介した手術にも、それぞれいつが症状固定日であるか決まりがありますので、下記よりご確認ください。

【check→】阪神障害年金サポートセンター|初診日から1年6ヵ月を待たなくても障害年金の申請ができる

 

Q.「症状固定日」と「初診日から1年6ヵ月」のどっち?

いつから障害年金が請求できるのは、”どちらの日付が先に来た”のかがポイントとなります。

「症状固定日・初診日から1年6ヵ月後」のどちらか日付が早い方をむかえると、障害年金を請求できるようになります。

 

障害年金申請に関するリンク

【障害年金の基礎に関するリンク】

【症状固定日に関するリンク】

【障害年金のサポート内容・料金等に関するリンク】

 

【障害年金のデメリット?に関する不安を解決!】

 

不安・疑問があるときは、相談して解決!

以上が『大動脈疾患』の障害認定基準です。

わかりにくい部分もあるため「自分が等級に当てはまるのかわからない…」という方は、ぜひ下記フォームよりご質問ください。

その他、疑問・不安がある方も、一人で悩まずまずは相談してくださいね。


当センターでは無料相談を行っております。

【個人情報の取り扱いに関して】
個人情報は、当センターにて厳重に管理し、ご質問に対する回答以外には使用しませんのでご安心くださいませ。

個人情報保護方針はコチラ

お電話でのお問い合わせはこちら

無料診断・相談はコチラ

以下フォームからもお問い合わせを受け付けております。

※お問い合わせ内容をご送信後、自動返信で内容確認のメールをお送りします。
届かない場合は、お手数ですが迷惑メールボックスをご確認頂くか、お電話で当センターまでご確認下さい。


お住まいの都道府県 (必須項目)
生年月日 西暦 (必須項目)
お名前
メールアドレス
傷病名
お問い合わせ内容
現在お仕事はしていますか?
現在生活保護を受給していますか?


 

 

The following two tabs change content below.
社会保険労務士 松岡由将

社会保険労務士 松岡由将

障害年金を専門としたコンサルタントを行っている。 誰もが無理と匙を投げた請求も数多く覆した実績を持つ。 ご相談者様に安心してもらえる手続きを心掛けている。 今は福祉、医療施設や特別支援学校の親御さんをに対して障害年金を広める活動も精力的に行っている。 相談件数:年間2000件超/請求実績:合計500件超
error: Content is protected !!