はじめに
弁疾患の認定基準は、検査結果や状態などが組み合わさっています。 ここでは各等級ごとにわかり易く解説します。 ご自身の状況と見比べながら、等級に該当しないかチェックしてみてください。 |
---|
弁疾患に含まれる病気
心臓には「4つの弁」があります。弁に関する病気は、どの弁に支障があるかによって、タイプが分かれます。
どの弁疾患でも、等級を満たせば障害年金の対象です。 |
---|
【弁膜症の種類】
・大動脈弁閉鎖不全症(だいどうみゃくべんへいさふぜんしょう)
・大動脈弁狭窄症(だいどうみゃくべんきょうさくしょう)
・僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)
・僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんきょうさくしょう)
・三尖弁閉鎖不全症(さんせんべんへいさふぜんしょう)
・三尖弁狭窄症(さんせんべんきょうさくしょう)
【弁膜症に関するリンク】
- 高槻病院|弁膜疾患
- 心臓弁膜症サイト|心臓のはたらきと心臓弁膜症
認定基準の見方
障害年金の等級は、「3級→2級→1級」の順に、症状が重くなっていきます。
等級に該当するか見るときは、まず最も軽い「3級に該当するか」をチェックしましょう。
また弁疾患の認定基準は、『検査の異常』+『臨床所見』+『状態』で判断され、いずれとも満たすことが必要です。
3級の認定基準(弁疾患)
さいしょは障害の程度が軽いとされる「3級」から見ていきましょう。
3級の認定基準は2つあるので、それぞれ該当するものが無いか確認してください。
わかりやすいように「Aパターン・Bパターン」に分けて、ご説明します。いずれのパターンに該当してもOK!
3級には注意点がありますので、等級に該当するか確認するときは、必ず<ポイント>を合わせてご覧くださいね。
■ Aパターン
■ Bパターン
【※】3級のポイント
3級は障害厚生(または共済など)年金にしか無い等級です。
このような方には、3級がありませんのでご注意ください。 |
---|
「障害年金の種類」や「初診日に加入していた年金」について、詳しく知りたい方は下記をクリックしてご覧くださいね!
2級の認定基準(弁疾患)
つぎは、2級です。
2級も認定基準は2つあるので、それぞれ該当するものが無いか確認してください。
わかりやすいように「Aパターン・Bパターン」に分けてご説明します。
いずれのパターンに該当してもOK!当てはまるパターンが無いか、チェックしてみてね!
■ Aパターン
■ Bパターン
|
1級の認定基準(弁疾患)
さいごは、最も障害の程度が重いとされている「1級」のご紹介です。
2級や3級と違い、1級の基準は1つです。
下記の表すべてに☑がついたら、1級の可能性があります!
障害年金申請に関するリンク
【障害年金の基礎に関するリンク】
- わくわく社会保険労務士法人|障害年金とは
【障害年金のサポート内容・料金等に関するリンク】
- わくわく社会保険労務士法人|障害年金の申請サポート
- わくわく社会保険労務士法人|サポート料金
【障害年金のデメリット?に関する不安を解決!】
- わくわく社会保険労務士法人|障害年金のデメリットとってあるの?
わからないときは、相談して解決!
これまで『弁疾患』の障害認定基準をご紹介してきました。
少し複雑なため、「自分が等級に当てはまるのかわからない」という方は、是非ご相談くださいね。