はじめに
先天性心疾患の認定基準は、検査結果や状態などが組み合わさっています。 ここでは各等級ごとにわかり易く解説します。 ご自身の状況と見比べながら、等級に該当しないかチェックしてみてください。 他の部位や症状があるときは、他の認定基準も合わせて確認しましょう。
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先天性の心疾患に含まれる病気
先天性疾患に挙げられる病気として、下記のようなものがあります。 |
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心室中(しんしつちゅう)隔欠損症(VSD)、心房中(しんぼうちゅう)隔欠損症、肺動脈弁狭窄、肺動脈狭窄症(PS)、動脈管開存症、大動脈縮窄・離脱、完全大血管転位(転換)症、心内膜床欠損症、両大血管右室起始症、総肺静脈還流異常症、脾形成不全症、右室低形成症候群、ファロー四徴症、完全大血管転移、単心室循環症候群(単心室症、左心低形成症候群、三尖弁閉鎖症、心室中隔欠損を伴わない肺動脈閉鎖症) |
[参考文献] 中澤誠ほか:わが国における新生児心疾患の発症状況 日本小児循環器学会雑誌29:2597、1986年
先天性心脈疾患に関するリンク
障害認定基準の見方
障害年金の等級は、「3級→2級→1級」の順番に症状が重くなっていきます。 等級に該当するか見るときは、「最も軽い3級に該当するか」をまずチェックしましょう。 |
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3級の認定基準(先天性心疾患)
3級も認定基準は2つあります。それぞれ該当するものが無いか確認してください。 わかりやすいように「Aパターン」・「Bパターン」に分けてご紹介します。 いずれのパターンに該当してもOK! なお、Bパターンは、『検査の異常』+『臨床所見』+『状態』で判断され、いずれも基準を満たす必要があるため、しっかり確認してくださいね! |
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あなたはどちらのパターン?
※アイゼンメンジャー化(症候群)とは、手術不可能な逆流状況が発生していることです。
Aパターン
Bパターン
2級の認定基準(先天性心疾患)
2級も、3級と同じように「認定定基準が2つ」あります。それぞれ該当するものが無いか確認してください。 わかりやすいように「Aパターン」・「Bパターン」に分けてご紹介します。 いずれのパターンに該当してもOK! なお、Bパターンは、『検査の異常』+『臨床所見』+『状態』で判断され、いずれも基準を満たす必要があるため、しっかり確認してくださいね! |
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あなたはどちらのパターン?
Aパターン
Bパターン
1級の認定基準(先天性心疾患)
さいごは、症状の程度が”最も重い”とされている「1級」です。 1級の認定基準は、1つだけです。 下記より「1級の基準」をご紹介しますので、ご自身の状態と見比べながらご覧ください。 |
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不安・疑問があるときは、相談して解決!
これまで『先天性の心疾患』の障害認定基準をご紹介してきました。
複雑でわかりにくい部分もあるため「自分が等級に当てはまるのかわからない…」という方は、ぜひ下記フォームよりご質問ください。
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