統合失調症で障害年金を受給するポイントを徹底解説します!

[記事公開日]2017/06/08
[最終更新日]2018/02/09

統合失調症は、人口の約1%がかかると言われる頻度の高い病気です。

今のところ、原因不明とされていますが進学や就職といった人生の進路での変化が発症のタイミングとして多いといわれています。
ただ、これはタイミングであっても直接的な原因ではないと考えられています。

近年、うつ病や統合失調症といった精神疾患での障害年金の審査が厳しくなっている傾向があります。

そこで統合失調症による障害年金の受給ポイントを徹底解説します!

統合失調症等の認定基準

「統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害」についての厚生労働省による年金の認定基準は以下となります。

1級 高度の残遺状態又は高度の病状があるため高度の人格変化、思考障害、その他もう想・幻覚等の異常体験が著明なため、常時の介護が必要なもの※常時の介護が必要な程度ものとは、他人の介助を受けなければほとんど自分の用を弁ずることができない程度のものである。
2級 残遺状態又は病状があるため人格変化、思考障害、その他もう想幻覚等の異常体験があるため、日常生活が著しい制限を受けるもの
3級 残遺状態又は病状があり、人格変化の程度は著しくないが、思考障害、その他もう想・幻覚等の異常体験があり、労働が制限を受けるもの
年子先生
2級に記載された「日常生活が著しい制限を受ける程度」とは、必ずしも他人の助けを借りる必要はないけど、日常生活は極めて困難で、労働により収入を得ることができない程度を言います。

補足

・統合失調症は、予後不良の場合もあり、国年令別表・厚年令別表第1に定める障害の状態に該当すると認められるものが多い。しかし、羅病後数年ないし十数年の経過中に症状の好転を見ることもあり、また、その反面、急激に増悪し、その状態を持続することもある。したがって、統合失調症として認定を行うものに対しては、発病時からの療養及び症状の経過を十分考慮する。

・人格障害は、原則として認定の対象とならない。

・神経症にあっては、その症状が長期間持続し、一見重症なものであっても、原則として、認定の対象とならない。
※ただし、その臨床症状から判断して精神病の病態を示しているものについては、統合失調症又はそううつ病に準じて取り扱う。

統合失調症の初診日

障害年金の申請の第一歩はなんといっても初診日の特定になります!

初診日を簡単に説明すると「統合失調症で初めて病院へ行った日」ということになります。

分かりやすい通院歴のケースは良いのですが、精神疾患の場合、時として特定が難しいケースも有りますのでご注意ください。

年子先生
初診日が大切な理由は「障害年金の初診日について詳しく解説します!」を参考にしてください。

統合失調症の前駆症状がある場合について

統合失調症の初期段階では、抑うつ気分、不安焦燥、不眠、軽度の幻覚や妄想などの症状がみられます。これを統合失調症の前駆症状といいます。

これらの前駆症状がある場合、それらの症状で初めて通院した日が初診日となります。

ただし、自分が病気だという意識がない(病識の欠如)為、自己判断により長い期間にわたり通院を中断した場合や、前駆症状として神経症の症状であった場合には、すんなりと認定をされずに揉めるケースもありますのでご注意ください。

知的障害があるの統合失調症の初診日について

発達障害や知的障害である方に統合失調症が発症した場合は、原則としては別疾病として考え、統合失調症で初めて受診した日を初診日と考えます。

ただし、発達障害や知的障害の症状の中に、統合失調症の症状がある場合には同一疾病としてして考え、発達障害や知的障害で初めて受診した日を初診日とするとされています。

 

ICD-10コードによる分類

精神疾患による障害年金の診断書にはICD-10コードの記載が必要となります。
WHO国際疾病分類に定められた統合失調症のコードは以下となります。

F20.0 妄想型統合失調症
F20.1 破瓜型統合失調症
F20.2 緊張型統合失調症
F20.3 鑑別不能型統合失調症
F20.4 統合失調症後抑うつ
F20.5 残遺型統合失調症
F20.6 単純型統合失調症
F20.8 その他の統合失調症
F20.9 特定不能の統合失調症

A子さん
そもそも「ICD-10コード」って何ですか?
年子先生
簡単に言うと「国際的に病名ごとのコードで統一しましょ」というものです。詳しくは「精神疾患の診断書に必要なICD-10コードを徹底解説します!」を参考にしてください。

 

統合失調症での申請のポイント

主治医とのコミュニケーション

統合失調症の症状に「自分では病気と思えない(病識の欠如)」というものがあります。
そのため、ご自身の症状を伝え切れておらず診断書には実際よりも軽く記載されることが多くあります。
そういった場合には主治医に適切な症状を伝えることが重要になります!

通院を継続する

上記同様に病識の欠如から通院を中断するというケースがあります。
審査ではこの中断期間を「病状が安定していた」と判断される事があります。
過去に中断期間がある場合は病状が継続していたことを忘れずに訴えましょう!

診断書の確認

障害年金の審査は診断書の些細な記載内容で不支給となることがあります。
多くの相談を受けていると、明らかに揚げ足を取っているとしか思えないケースも多々あるのが実情です。

主治医から貰った診断書は忘れずに確認を行いましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

統合失調症で障害年金の申請をする場合、複雑な制度や手続きが必要です。
また、それらの手続きが出来ないために諦めているという方も多くおられます。

障害年金の申請には、ここに書ききれないことが多くありますので、ご不安な方は一人で悩まずにお気軽にお問い合わせください。

統合失調症の障害年金申請に関する無料相談 
>>全国対応可<< 


当センターでは無料相談を行っております。

お電話でのお問い合わせはこちら

無料診断・相談はコチラ

LINE@でのお問合せはこちら

友だち追加

以下フォームからもお問い合わせを受け付けております。

※どのようなご質問でも結構ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。

ご氏名
メールアドレス
お問い合わせ内容


※お問い合わせ内容をご送信後、自動返信で内容確認のメールをお送りします。
届かない場合は、お手数ですが迷惑メールボックスをご確認頂くか、
お電話で当センターまでご確認下さい。


【個人情報の取り扱いに関して】
個人情報は、当センターにて厳重に管理し、ご質問に対する回答以外には
使用しませんのでご安心くださいませ。

個人情報保護方針はコチラ

障害年金のお問い合わせはこちら