事例1
対象者の基本データ
病名 | 心筋梗塞 |
---|---|
年齢 | 45歳 |
性別 | 女性 |
障害の状態 | ○バイパス手術 ○めまい、息切れ、倦怠感 ○日常生活に家族の援助か必要 ○労働はやや困難 |
申請結果 | 申請した月から障害年金受給(3級認定) |
心筋梗塞の発病の経緯
発病の経緯
対象者はもともと高血圧で、肥満を指摘されていた。また、職業も営業職だったため、受けるストレスも大きかった。
2年前、激しい胸痛、息切れ、呼吸困難を起こし救急搬送される。
そこで、心筋梗塞と診断される。
これまで、自覚症状がなかったせいか、心臓の機能がかなり衰えており、バイパス手術を行う。
その後も、息切れ、倦怠感、めまいなどの症状を有し、労働はもとより、家族の援助なしでは、日常生活が送れない状態となった。
事例2
対象者の基本データ
病名 | 狭心症 |
---|---|
年齢 | 50歳 |
性別 | 女性 |
障害の状態 | ○動悸、息切れ、むくみ、倦怠感、狭心痛 ○冠動脈の狭窄 |
申請結果 | 申請した月から障害年金受給(3級認定) |
狭心症の発病の経緯
発病の経緯
仕事で重い荷物を持ったり、坂道を上がった際に、突然、胸痛に襲われることが多々あったが、少し休むと症状は治まった。
また、少し動いたり、お風呂に入ったりすると症状が起こるので、いつものことだと思い、特に気にしていなかった。
その後、倦怠感に加え、時間帯や運動量に関わりなく、階段を上っただけで、動悸、息切れ、胸痛などの発作が、頻繁に起きるようになり、同時に、発作の時間も長くなってきたため、病院を受診したところ、狭心症と診断される。
歩行や身の回りのことはできるが、肉体労働には制限あり。
仕事は軽作業ならば可能。
事例3
対象者の基本データ
病名 | 拡張型心筋症 |
---|---|
年齢 | 55歳 |
性別 | 男性 |
障害の状態 | ○動悸、息切れ、倦怠感 ○階段の上り降りによる激しい息切れ ○心不全の病状 |
申請結果 | 申請した月から障害年金受給(3級認定) |
拡張型心筋症の発病の経緯
発病の経緯
会社の健康診断を受けた際に、胸部X線の再検査が必要と通知を受ける。
再検査の結果、拡張型心筋症であることが判明し、そのまま入院となった。
その後、呼吸困難、動悸、倦怠感などの症状が安静時にも現れはじめ、心不全を起こすようになる。
退院後も上記の症状の他、階段の上り降りをすると、激しい息切れを起こす状態にあり、無理はできない。
良くなる見込みは不明。
歩行や身の回りのことはできるが、部分的に援助が必要。労働は軽作業もやや困難。