発達障害の障害年金申請事例

[記事公開日]2013/08/04
[最終更新日]2017/09/27

事例1

対象者の基本データ

病名 アスペルガー症候群
年齢 27歳
性別 男性
障害の状態 ○コミュニケーション能力障害、注意障害
○社会的に行動の障害あり
申請結果 申請月の翌月から障害年金受給(3級認定)

アスペルガー症候群の発病の経緯

発病の経緯

大学卒業後に就職するが、取引先との交渉が苦手、相手の顔がなかなか覚えられないということが多々あった。

また、仕事上での単純なミスが非常に多く、同僚とのコミュニケーションもうまく取れなかったため、対人関係もうまくいかず、会社で孤立していき、このことから転職を繰り返すようになった。

どうもうまくいかないと悩み両親に相談したところ、インターネットでアスペルガー症候群という症状が自分に当てはまる事を知り、病院に行った。

事例2

対象者の基本データ

病名 自閉症
年齢 22歳
性別 女性
障害の状態 ○コミュニケーション障害があり対人関係の構築ができない。
○感情のコントロールができず、苛立ちや無反応の状態に陥る。
○特定の物への執着があり、一つの物事しかこなせない。
○突然のことに対応できずにパニックになってしまう。
○着替え、食事、入浴は家族の援助がなければできない。
申請結果 20歳まで遡り障害年金受給(2級認定)

自閉症の発病の経緯

発病の経緯

幼少期より、強いこだわりと執着心が現れるようなったが、変わった子供という程度にしか両親は考えていなかった。
ある日、発達障害を扱ったテレビの特集を両親が目にし、娘の症状と酷似しているため病院を受診したところ「自閉症」と診断される。

コミュニケーション障害により対人関係が構築できないため、家族以外のコミュニケーションは皆無。

その他、着替え、食事、入浴は家族の援助がなければできない。

簡単な作業も見守りが必要で労働は不能。

今後、改善の見込みはなし。

事例3

対象者の基本データ

病名 広汎性発達障害
年齢 21歳
性別 男性
障害の状態 ○コミュニケーション障害があり日常出来事の伝達も時間が掛かる。
○対人関係において緊張が強い
○特定の物への執着があり、一つの物事しかこなせない。
○先の事を見通して行動する事ができない。
○自立生活を送るに足る収入を得るための労働能力を有しない。
○療育手帳:B2(15歳で取得)
申請結果 申請月の翌月より障害年金受給(2級認定)

自閉症の発病の経緯

広汎性発達障害

言語精神発達では、始語は1歳だったがその後も単語は増えず4歳でも相互的会話は困難だった。

小学校入学後も場面を読む事が苦手で周囲となじむ事が出来ず孤立していった。

中学校以降も自ら見通しをもって行動する事が出来ず他者の真意や状況を把握する事が難しかった。

今後、改善の見込みはなし。

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社会保険労務士 松岡由将

社会保険労務士 松岡由将

障害年金を専門としたコンサルタントを行っている。 誰もが無理と匙を投げた請求も数多く覆した実績を持つ。 ご相談者様に安心してもらえる手続きを心掛けている。 今は福祉、医療施設や特別支援学校の親御さんをに対して障害年金を広める活動も精力的に行っている。 相談件数:年間2000件超/請求実績:合計500件超
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