事例1
対象者の基本データ
病名 | 肝臓がん |
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年齢 | 55歳 |
性別 | 女性 |
障害の状態 | ○嘔吐、食欲不振による体重の減少、全身の倦怠感、微熱、腹痛、黄疸 ○労働ができない状態 ○長期にわたる安静が必要 |
申請結果 | 5年さかのぼって障害年金受給(2級認定) |
肝臓がんの発病の経緯
発病の経緯
嘔吐、食欲不振による体重の減少、全身の倦怠感、微熱、下痢、お腹の張り、腹痛などの症状が現れはじめたので病院に行ったところ、肝硬変であることが発覚。
治療を続けたものの、10年程経ってから肝臓がんに移行。
嘔吐、食欲不振による体重の減少、全身の倦怠感、微熱、腹痛、黄疸の症状が続き、労働ができない状態になり、主治医からは長期の安静が必要と診断される。
事例2
対象者の基本データ
病名 | 胃がん |
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年齢 | 51歳 |
性別 | 男性 |
障害の状態 |
○吐き気、嘔吐、嚥下困難、貧血 ○消化不良、黒色便、吐血 ○身の回りのことができない |
申請結果 | 5年さかのぼって障害年金受給(1級認定) |
胃がんの発病の経緯
発病の経緯
何となく食欲がなく、胃がもたれている感じが続いていたが、仕事も忙しかったし、会社でのストレスもあったため、気にはしていなかった。
次第に、胃の痛みや吐き気などの症状がではじめ、しばらくは放置していてが、良くなる気配がなかったため、近所の個人病院を受診したところ、胃炎と診断される。
その後も定期的に、近所の個人病院に通っていたが、50歳のときに吐血、貧血、嚥下困難などの症状が現れ、大きな病院を受診。そこで、末期の胃ガンと診断される。
大きな病院を受診したときには、家族に援助してもらわないと、自分の身の回りのことが自分でできない状態になっていた。
事例3
対象者の基本データ
病名 | 直腸がん |
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年齢 | 43歳 |
性別 | 女性 |
障害の状態 | ○直腸切除による人工肛門の造設 ○労働は制限があるができる ○今後の状態も良好と予想される |
申請結果 | 申請した月から障害年金受給(3級認定) |
直腸がんの発病の経緯
発病の経緯
排便の際に、肛門からの出血があったが、もともと痔持ちだったため、痔になっただけだと思っていた。
やがて、便秘がちになり、排便をしても便が細く、排便時の酷い出血と下腹部痛や肛門の奥のほうが痛いといった症状から病院を受診し、直腸がんであると診断される。
その結果、直腸切除による人工肛門を造設する。
労働は制限があるができる。
予後も良好と予想される。