事例1
対象者の基本データ
病名 | 脳梗塞 |
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年齢 | 59歳 |
性別 | 男性 |
障害の状態 | ○右半身の麻痺。スプーンは握れるが、はしは持てない。 ○歩行はできるが、やや困難。 ○家族の付き添いがないと外出はできない。 ○家族のサポートなしでは、日常生活が非常に困難。 |
申請結果 | 2年半前にさかのぼって障害年金受給(2級認定) |
脳梗塞の発病の経緯
発病の経緯
日々の食生活、生活習慣から、血圧が高めであったが仕事の忙しさから病院には通院していなかった。
4年くらい前から、頭痛・めまい・肩こり・手足のしびれが現れはじめたため、念のため、近所の個人病院にいったが、原因がわからず、症状も回復しなかった。
その後、会社の健康診断で、動脈硬化により、血管がもろくなっていることが発覚。
病院に通院し、薬を服用していて経過をみていたが、ある日、会社で突然倒れ、病院に搬送される。そこで、脳梗塞と診断される。
命に別状はなかったものの、右半身の麻痺が残り、食事、外出、入浴などにおいて、家族のサポートがないと、日常生活が困難となった。
事例2
対象者の基本データ
病名 | くも膜下出血 |
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年齢 | 56歳 |
性別 | 女性 |
障害の状態 |
○動脈瘤破裂 ○右運動機能麻痺による歩行困難 ○右握力5 ○食事、入浴、外出、トイレ等は家族の援助がないと日常生活が送れない状態。 |
申請結果 | 申請した月から障害年金を受給(2級認定) |
くも膜下出血の発病の経緯
発病の経緯
職場で仕事をしていたところ、突然、激しい頭痛、吐き気、嘔吐に襲われ、意識障害、全身のけいれんなどを起こして救急搬送される。そして病院にて、動脈瘤破裂によるくも膜下出血と診断される。
くも膜下出血により、右運動機能麻痺の後遺症が残った。そのため、歩行が困難になり、右の握力が5になった。
外出は車いすでなければできず、食事、入浴やトイレは家族の援助が必要。
事例3
対象者の基本データ
病名 | 脳出血 |
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年齢 | 55歳 |
性別 | 男性 |
障害の状態 | ○運動障害による右半身麻痺 ○言語障害、重度の記憶障害 |
申請結果 | 申請した月から障害年金を受給(1級認定) |
脳出血の発病の経緯
発病の経緯
もともと高血圧だったが、歳のせいもあると思い、特に気にしていなかった。
運動は全くしておらず、食生活には全く気を使っておらず、好物の油物を好んで食べていた。
53歳のときに出張先で、頭痛、吐き気、嘔吐の症状を訴え、数時間後に突然倒れ、昏睡状態に陥ったため、病院に救急搬送され、搬送先の病院で脳出血と診断される。
その後、意識は取り戻したものの、右半身麻痺による運動障害と言語障害、重度の記憶障害が残った。